総務省消防庁「防災意識向上プロジェクト(旧:災害伝承10年プロジェクト)」による語り部派遣制度を活用し、講演会を下記のとおり開催しております。

2023年度「いのちてんでんこー中学生が見た東日本大震災ー」

総務省消防庁による防災意識向上プロジェクトの一環として、東日本大震災を経験した語り部による講演会を開催しました。

  • 開催日:2023年8月29日(火曜)午後2時から午後3時30分まで
  • 講師:菊池 のどか 氏
  • 会場:町田市役所3階会議室
  • 参加者:35名

迫りくる津波をみて「とにかく生きたい、死にたくない」という当時の思いとともに、釜石東中で取り組んでいた防災教育の重要性についてお話しいただきました。

参加者からは、

  • 普段の生活に防災を取り入れたい
  • 防災教育の大切さ、内容も防災活動に活かしたい
  • 1分1秒の大切さがわかった

などの感想をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2022年度 災害伝承10年プロジェクト

講演の中では、被災体験、地域と学校が連携して防災教育に取り組む理由、地域における将来の担い手づくりといった内容から、発災後の避難所生活の実情まで幅広くお話しいただきました。

また、参加者からは、「ありがとう」という言葉の大切さや、自分の命は自分で守ることを再認識したという声が多く、被災後の精神状況を時期や段階に分けて述べられていたことが印象深かったという感想をいただきました。

  • 日時

2023年1月16日(月曜日)午前10時から11時30分まで(開場は午前9時30分)

  • 場所

町田市役所3階会議室(町田市森野2-2-22)

  • 講演タイトル

「助けられる人から助ける人へ」

  • 講演者

糸日谷 美奈子(いとひや みなこ) 氏

  • 紹介プロフィール

東日本大震災において、岩手県釜石市の3000人近い小中学生のほぼ全員が避難し、奇跡的に無事だった「釜石の奇跡」で知られる釜石東中学校の教員として、子どもたちと一緒に避難しました。当時勤めていた釜石東中学校では、子どもたちが自主的に避難したことは震災の前から防災教育を実施していたからこそであり、防災教育の重要性を伝えるとともに、復興していく子どもたちのようすなども同時に伝えたいです。


2021年度 災害伝承10年プロジェクト

町田市自主防災組織リーダー講習会において、総務省消防庁「災害伝承10年プロジェクト」による語り部派遣制度を活用し、一般社団法人おらが大槌夢広場代表理事の神谷未生かみたにみおさんにオンライン講演をしていただきました。

意思決定のプロセスに多くの人がかかわることや、避難所運営に「ビジョン」を持つことを掲げることで、すべての方にプラスとなる避難所運営を目指すことをテーマにお話しいただきました。お忙しい中、ありがとうございました。